京暮らし~Live in Kyoto

食べたり、読んだり、出かけたり。京都で暮らすあれこれを綴ります。

2016年06月

みなさんこんにちは。
今日の京都はどんよりした空です。

さて、今回は二条駅のレポを。

二条駅

京都市中京区にあります。
JR嵯峨野線と、京都市営地下鉄東西線の駅です。
「二条」とつくことで二条城を連想されるかたも多いかもしれませんが、二条城からは
ちょっと離れており、地下鉄の駅なら隣の二条城駅のほうが近いです。

明治30年に開業。
明治期の木造駅舎が、現在の駅になるまで使用されていました。
その木造駅舎は、梅小路蒸気機関車館に移築されたあと、現在は京都鉄道博物館の
ミュージアムショップに改装されています。
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JR二条駅は高架駅です。
ホームが高架橋上、改札は地上にあります。
この二条駅には、特急・快速も停まります。

地下鉄二条駅


1997年の開業です。
当時は東西線の西端の駅でした。
2008年に東西線が延伸して、途中駅になりました。
ステーションカラーは山吹色です。
隣の二条城駅と「名前が似ていてまぎらわしい」という話は東西線開業時から出て
いました。
しかし、どちらかの改称には至らず、現在まで駅名はそのままです。

駅前はこんな感じ

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高いビルが建っています。


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二条駅の東側にはバスロータリーはなく、一般的なバス停になっています。


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改札前には、コンビニと、ここにも志津屋さんが。



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西口の、地下鉄駅への入り口です。


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西口には、バスロータリーがあります。



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そして、駅前の商業施設、BiVi二条です。



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1階は飲食店や書店、コンビニなどが入っています。

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2階はゲームセンターです。
ゲーセンの広さに驚きました。
平日の昼間だったので、人影はまばらでした。

3階は駐車場、4階は映画館・TOHOシネマズ二条です。
ここで映画観たことないなあ。

なんにもなかったのになあ


筆者が嵯峨野線で高校に通っていたころ、この二条駅周辺は、東側も西側も広大な
更地でした。
工事で掘り返してみて何か遺跡が見つかったのか、発掘作業の機械が置かれていた
こともありました。
建つはずだった施設の業者が開発から撤退したので、まだまだ何も建たないとか、
いろんな話が高校生の筆者の耳にも入ってきていました。
いつまで更地なのかなあ、と思っていたのですが、結果的にきれいに整備されましたね。

駅東側の千本通を北に行ったところに大きなスーパーもできたし、その千本通沿いに
いろんなお店があるし、大学のキャンパスも建ったし、再開発は成功したんじゃない
でしょうか。

ちょっと西側が寂しい気もしますが、今の駅の形になるまでは、東側しか駅への
出入りができなかったそうなので、それに比べたら発展はしたかな?

開発が整って、成熟していくのか、また様変わりするのか。
10年後の二条駅は、どうなっているのかなあ、と思います。

 
 

みなさんこんばんは。
今日の京都は、よく雨が降りました。

さて、JR京都線レポの続きです。

あれ?各停の行き先が……

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高槻から、乗っていた列車は快速になってしまうので、
各停に乗り換えようとホームに降り立った筆者。
ホームの反対側には、既に各停が停まっていました。
が。
行き先が「宝塚方面新三田」。
えっ?大阪に行かないの?
不安に思いつつも乗り込み、車内の路線図で、大阪を越えた尼崎駅から宝塚線に
入ると確認して、ようやく安心。

高槻駅を出た頃は車内は空いていましたが、やはり大阪に近づくにつれ満席に。

摂津富田駅


「せっつとんだ」と読みます。
阪急京都線の富田駅とは300メートルほどしか離れていません。
お菓子の明治の工場が近くにあり、電車からはこんな光景が見られます。
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どーん。
巨大板チョコ。

そして、摂津富田と茨木の間には、2018年春に新駅が設置される予定です。

茨木駅

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大阪万博のときに、会場の最寄り駅として発展した駅です。
この万博開催時に快速が臨時停車していましたが、快速停車が継続するよう
請願運動が起こり、万博終了後も快速停車駅となりました。
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そして、茨木駅を出ると、立命館大学大阪いばらきキャンパスが見えてきます。

千里丘駅

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大阪万博開催時の、最寄り駅競争で茨木駅に負けて、その後の駅前再開発が
ほったらかしになったそうです……。今は駅西口にも東口にも、商業施設があり
ます。

岸辺駅

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阪急の正雀駅とは徒歩6分くらいの距離です。
駅名は岸「辺」ですが、地名は岸「部」です。

吹田駅

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イオンを中核店舗とする商業ビル、「吹田さんくす」が駅ビルになっています。
駅近くにあるアサヒビール吹田工場は、アサヒビール発祥の地でもあります。

東淀川駅

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戦前の計画では、この東淀川駅が、「新大阪駅」になるはずでした。
しかし、計画の変更があり、現在の新大阪駅が新大阪駅として設置されました。
東淀川駅と新大阪駅の間は700メートルほどで、新大阪駅設置に伴い東淀川駅は
廃止される予定でしたが、付近の住民の要望で東淀川駅も存続していくことになりました。

ここ、東淀川と新大阪の間、ほんとにすぐなんですよ。
さすが700メートル。

新大阪駅

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ご存知、新幹線の停車駅。関空特急「はるか」他、多くの特急も停まります。
ここは、改札の中にいろんなお店があっておもしろいです。
本屋さんまで改札内にあるんですよ。

大阪駅

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いわずと知れた、大阪市北区の大ターミナルです。
筆者は学生時代、大阪駅を経由して通学していたのですが、その頃とは大阪駅の様子は
がらっと変わっています。
第一、ホームの上の橋上通路なかったし。

おーっと、大阪駅について話し出したら記事が終わらないのでこの辺で。

もっと散策してみたい


さすが元国鉄、歴史の古い駅が多くて驚きました。
それから、やっぱり駅周辺の様子も、「京都!」「大阪!」と土地柄がきっぱり現れますね。
同じような商業施設でも、京都と大阪の駅前は、かもし出す雰囲気が全然違います。
機会があったら、車内から駅前を眺めるんじゃなくて、どこか駅を決めて降車して、
じっくり駅前を歩いてみたいです。

 

みなさんこんばんは。
今日の京都は夜になって降りだしました。

さて、今回は、電車レポートです。

JR京都線


JR東海道本線の京都~大阪間が、「JR京都線」と呼ばれる区間です。
これは愛称で、1988年3月13日から使用されています。
京都には、JR京都線のほかにも、阪急京都線、近鉄京都線があります。

JR京都線構成駅


京都
西大路
桂川
向日町
長岡京
山崎
島本
高槻
摂津富田
茨木
千里丘
岸辺
吹田
東淀川
新大阪
大阪

乗ってみた


もちろん、起点は京都駅。
どうせなら各停で行こうと、行き先表示をみると……あれ、各停の表示がない。
新快速と高槻から快速のやつばっかりだ。
どうやら、筆者が乗り込んだ昼間時間帯は京都から大阪方面直接行く各停は
ないようです。
ならば高槻で乗り換えようと、やってきた高槻から快速になる網干(あぼし)行きに
乗りました。

出発進行!

西大路駅


京都~西大路駅間は、そんなに離れていません。
この駅間で、京都貨物駅を見ることができます。

桂川駅


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現時点のJR京都線で一番新しい駅です。
島式ホームで、電車がけっこう傾いた状態で客の乗降扱いをします。
駅直結のイオンモール京都桂川が開業するまでは、駅前になあああああんにもない
駅でした。

向日町駅

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明治時代からある駅なんですね。
駅名は、所在地が向日町から向日市になっても変更されませんでした。

長岡京駅

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開業時は神足(こうたり)駅という名称でした。
この駅名、京都市民にまで「かみあし」「じんそく」と読まれていたそうで。
平安京の直前に置かれていた長岡京にちなんで、1995年に改称しました。

山崎駅

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サントリー山崎蒸溜所のお膝元です。
駅のすぐ側に天王山が迫っています。
敷地の一部は大阪府で、ホーム上に境目を示す看板が立っています。

島本駅


桂川駅の次に新しい駅です。この駅ができるまでは、山崎~高槻間に駅はなかった
っていうんだから、びっくりだぜ。
今も、島本~高槻間は駅間としてはJR京都線で最長の5.3キロメートルあるそうです。
JR京都線と並んだように走る阪急京都線と比較してみると、阪急が大山崎と高槻市の
間に水無瀬、上牧駅を挟むのに対し、JRは島本のみ。
JR京都線全体に言えることですが、阪急と比べると駅の数は少ないですね。

高槻駅

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ここも、明治時代に開業。
各停しか停まらない駅でしたが、1990年から段階的に新快速の停車が増えていき、
1997年には、全ての新快速が停まるようになりました。
そして今年2016年には、新快速と関空特急「はるか」専用のホームができました。
そしてその専用ホームでは、昇降式ホーム柵が使用開始となりました。

京都を出て新快速が次に停まる高槻まできたので、今回の記事はここまでです。

後編へ続く
 

みなさんこんにちは。
今日は梅雨の晴れ間といった感じですね。

さて、今回は、最近発見して、びっくりしたことをば。

整理券車の乗り方


京都市バスの運賃形態は、市中心部を走る均一区間と、市郊外を走る調整区間に
分かれています。
調整区間のバスでも、均一区間のバス停で乗り降りする場合は、均一運賃で乗れます。
調整区間は、どこからどこまで乗ったかによって運賃が変わります。
なので、乗車するときに「乗車記録」が要るんですね。
現金や回数券で運賃を支払う場合は、乗車時に整理券を取り、磁気カードやICカードで
支払う場合は、乗車時に機械に通してカードに乗車記録を入力します。
乗車記録がなくても、カードからいくら引くか運転士さんが運賃箱で設定することが
できるので、支払えなくなることはありませんが、乗車記録入力をすませておけば、
降りるときにスムーズです。

えっ?そうなの?


市バスの定期券は、今でも紙製です。
みなさんパスケースや財布に入れておいて、運転士さんに提示して降りていかれます。
定期券で、乗車区間が決まっているので、調整区間の乗り降りでも整理券は取らない
人が大半です。
でも、実は定期券乗車でも、整理券は必要なんですね。

筆者がある日、京都市交通局のサイトを見ていて「市バスの乗り方」というページで
発見しました。
「乗車時にお取りになった整理券を運賃箱に投入し(後略)」と書いてあるんです。
そうかー、要るのかー。
30年以上市バス乗ってきて、初めて知ったよ。
敬老乗車証や福祉乗車証で降りていく人が整理券を運賃箱に投入するのは何回も
見たことがありますが、定期券で整理券入れて降りた人……
記憶にないなあ。

ICカードのチャージ


京都市バスでICカードが使えるようになったのは、他の交通機関よりは少し遅かった
です。
地下鉄にはわりと早く導入されていたのですが、市バスでは2014年の12月24日から
でした。
みなさん待望のICカード導入だったようで、今もたくさんのお客さんが「ピピッ」という音と
ともに運賃を払って降りていかれます。

このICカード、バス車内でチャージができるんです。
「千円紙幣による千円分のチャージ」と条件は限られますが、車内でチャージできる
仕組みになっているとは思ってもみなかった筆者、運転士さんが、カード残額が
足りなかったお客さんに「チャージしますか?」と訊いたときは少なからず驚きました。
そして、運転士さんも覚える機械操作が多岐にわたって大変だなあとも思いました。
チャージはできますが、現時点で、ICカードの残額を車内の機械で確認することは
できません。
支払い状態でカードをタッチして、不足金額が表示された場合に現金で不足分を
払うことはできます。

市バスも変わったなあ


筆者が子どもの頃は、運賃ももっと安かったし、ICカードのIの字も出てきていません
でした。
技術が発達して、生活に組み込まれていって、変化があって……
自分がバスに乗らないようになるまでの間に、市バスはどんなふうに変わっていくの
でしょうか。
これからも市バスをみつめていきたいです。

 

みなさんこんばんは。
今日の京都は、なんとなくすっきりしないお天気でした。

今回は、京都駅のもうひとつの玄関口、八条口レポートです。

何年もかけて再開発


この八条口、数年前からあちこち工事をしています。
現在の京都駅ビルが建ったときでも、八条口の整備はされていなかったのですが、
ようやく整ってきた感じです。
整備されてからあまり時間が経っていないので、利用したい乗り場が
どこかわからず混乱するかもしれません。

八条口を歩いてみよう

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地下鉄烏丸線京都駅、南改札です。
無人の改札なので、駅員さんが必要な場合は、北改札あるいは中央1改札を
利用するか、南改札のインターホンを使うことになります。
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八条口の飲食店街。
いつもたくさんの人でにぎわっています。
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タクシー降り場です。
乗り場は別になっています。

そして、八条口といえば!
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新幹線乗り場!
新幹線乗り場は京都の玄関口です。
筆者も、中高の修学旅行はここから旅立ちました。
今現在も、たくさんの修学旅行生や観光客がこの駅に降り立ちます。
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余談ですが、新幹線の京都駅は、JR東海の管轄なんですよね。
在来線の京都駅はもちろん、JR西日本の管轄です。
ややこしくて、ことあるごとに問題にされます。
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志津屋さんの店舗が、京都駅にも。
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案内所です。

さらに西に進むと、いろんな店舗が並んでいます。
ユニクロもマツモトキヨシもありますが、京都らしいお店が、ここ。
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お香の松栄堂のお店です。
京都で創業したお店で、多種多様なお香製品を製造されています。
お店の前を通ると、ふんわり良い香りがします。
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そして、その奥に、「近鉄名店街みやこみち」が。
ここは「みやこみち」に改装されるまでは、昭和の雰囲気に満ち満ちた「近鉄名店街」
でした。
筆者もぼんやりとしか覚えていないのですが、マクドでもロッテリアでもモスでもない
ハンバーガー屋さんがあったような……。
今はちゃんと平成です(笑)。
お洒落な食料品店や本屋さん、飲食店が並んでいます。
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みやこみちから外に出ると、タクシー乗り場です。
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屋内のみやこみちと並行するように、屋外には幅の広い通路と屋根が続いています。
自転車駐輪場も、きれいに整備されました。
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建物を完全に離れてしまうと、イオンモールKYOTOに行ける横断歩道に出ます。
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バスのE乗り場です。
民間バスの停留所のようです。

反対側にもバス乗り場があるはずなんだけど、と思って階段を上がると。

新しく整備された拠点広場(デッキ)に来ました。
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座るスペースがたくさんあり、人の多さはご覧のとおり。
この広場は、京都駅を縦断している南北自由通路の南端です。
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デッキから反対側に下りると、市バスの乗り場がありました。

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こちらは、一般車の乗降場です。

南北自由通路に上がって、北を目指すと。
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こちらは新幹線の中央口ですね。
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回れ右すると、近鉄京都駅があります。

まだ工事は続くようです


京都市が、この八条口のグランドオープンは今年の12月と発表しています。
なので、まだしばらくはごちゃごちゃしていますが、工事が完了したら、
どんな駅前になるのかな?
 

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